023/シンプリストとは?

023/シンプリストとは?

こんにちは。
マネージャー織田です。

ケイクスは2024年から、コンセプトはそのままに、より分かりやすい言葉「シンプリスト」を取り入れることにしました。

この記事では改めてケイクスがお届けしていく
「シンプリストってなに?」と言うことについてシェアしたいと思います。

初めて言葉を聞いた人が整理できる内容にしたいと思います。

ぜひ見ていってくださいね。

ケイクスとしては以下のように定義したいと思います。

シンプリストとは、無理なくライフスタイルに統一感を持たせながら、
自分のこだわりや生き方を大切にする暮らし方・考え方です。


ものを無理になくさず、単純化して、自分のお気に入りをより引き立たせ愛でるスタイルです。

とはいえ、暮らしの要素を単純化するのは大変難しく、どうしてもこの社会は複雑です。

まずは無理のない範囲で統一感を実現しながら、「私はこういう人間なんだ、こういうこだわりがあるんだ、その生活って素敵だよね」と感じることが大切だと考えています。
プレーンで統一感のあることは大切だけど、後述するような、その中にある自分らしい複雑さやこだわりが込みの自分の生活を大切にできればと思っています。

自分のこだわりを大切にするために、それ以外の部分をシンプルにして、より充実した生活を引き立てよう、というイメージです。

シンプリストを表現する上で大切な3つのこと

シンプリストの大まかな感覚は掴んで頂けたかな?と思いますが、

例えば似て非なる言葉に「ミニマリスト」があります。
シンプリストとミニマリストには大きな違いがあります。
そこを解説しますね。

1、ものの数は関係ない

2、シンプル7割・こだわり3割の割合で考える

3、こだわりを持つこと、大切にすること


1、ものの数は関係ない

画像

似て非なるシンプリストとミニマリスト。
まとめるとこんな感じです。

このあたりがシンプリストとしてのキーワードになると思います。
ミニマリストは比較的、
・ものをどう減らせるか
・ものが少ないことが幸せ
・使うかどうかで判断する
・効率が大切
というイメージがあります。

シンプリストは減らすことは大切ですが最重要視していません。
シンプルにするために捨てることも大切ですが、そこが重要なわけではないんです。
自分に正直に、お気に入りを見つけ、それ以外をシンプルにしていく。
そういうイメージです。


2、シンプル7割・こだわり3割の割合で考える

画像

シンプリストは繰り返しになりますが、
こだわりを大切にし、それ以外をシンプルにするからシンプリストです。

こだわりは日本のライフスタイルでは3割くらいに抑えるのがバランス的にちょうどいいんです。
海外は比率が違うのですが、それは天井の高さや壁の広さなどによってきて、日本の家はこのようなバランスが良いとされています。

この部屋作りをしていくことが、
「整っているけど、らしさが残る」
そんなバランスです。

3、こだわりを持つこと、大切にすること

画像

このシンプリストの考え方は「シンプリスト生活」という本に基づいて考えています。

その本でも、手作りのアイテムやいわゆる伝統工芸品などを入れることも、日常で美を愛でるのにはいいのでは?ということを指摘されています。
ここには大賛成で、僕らケイクスがやっている「伝統を日常に溶かす」という世界観とは大いに合致する部分で、シンプルの中に無理なく馴染むアクセントとして、ケイクスアイテムも合うのでは?と思っています。

なぜ織田はシンプリストに着目したのか


僕は今まで、ミニマリストやいろんな生き方を聞いていても、なんだか腑に落ちない面がありました。
僕はものが少ない生活がいいとも思わないし(不便があったら困る)
かといって物が捨てられないわけでもない。
そして、ケイクスというブランドを運営していくにあたって、西陣織を日常生活に取り入れやすいように努めてきました。
そうすると、和柄がうまく洋の生活に調和しているように感じています。
でも、自分たちが想像する生活のイメージをうまく表現してくれる言葉がなかったんです。

そんなときにシンプリストという言葉と出会い、知っていくと、シンプルの中に、自分のお気に入りをいれることが豊かさに繋がるという考えがすごくスッと入って「これじゃないか・・・?」と思うことができました。

そして、まだミニマリストなどの言葉よりも認知度も少ないと感じるこのシンプリストという言葉を、より伝えて、各それぞれに大切な物がある生活は、それをよりフォーカスすることで素晴らしい生活なんだよ、ということをシェアしたいと思っています。

今後、いろんな角度でシンプリストとしてのお話をしていきます。
ぜひ色んなお話をしながら日々の生活を素敵にしていきましょう。

長々とありがとうございました。
ではまた。

織田 創次

 

ブログに戻る