<prev 一覧に戻る 

2020.03.07 010 / k-csに込められた想い

k-csが生まれた背景

こんにちは。
ケイクスのプロダクトマネージャー、サカイタカヒロです。

現在、ホームページのリニューアルを少しずつ進めていっているのですが、
改めて、ケイクスはどういう流れでできて、どんな想いがあるのか。
一度整理してお届けしたいと思い、ブログを書きました。

ぜひ、ご一読くださいね。


− 背景 −

プロダクトマネージャーのサカイタカヒロは、生まれた家が西陣織の織元で、長男として育ちました。
大学を卒業し、継ぐという流れもなかったので、営業職として働いていました。
大阪で一人暮らしをし、ふと実家に帰って、西陣織のすごさに、改めて感嘆しました。
これをなくすわけにはいかない。
そう思い立ち、サラリーマンを卒業し、西陣織の広める活動を進めていました。

原体験をお話しすると、西陣織は「伝統工芸品」なわけですが、
一般的には素晴らしい技術を持つと国に認められた証ですよね。
もちろんとても素晴らしいことだと感じております。

しかしながら、他方の見方をすると
「伝統=稀な存在=守らなければならないもの」という見方もできるかもしれません。
それは、西陣の地で生まれて西陣織で育ってきた人間からすると
自分たちのしていることは「守らないといけないもの=絶滅危惧種だ」
と言われている気になることがありました。
私には、それはとても寂しく、切なく、辛く、くやしい言葉の音に聞こえます。

技術を守ることは確かに大変です。でもそれはどの産業も同じことのはず。
なんとなく感じる、伝統工芸品だから、という言葉の切なさ。
私自身、西陣織にはまだやれること・可能性がたくさんあると思っていて。
自分たちの技術や、自分が育った今までの時間が絶滅危惧種だと思われるのは、あまりにも悔しい。

西陣織っていろんなことができるんだよ、それを追求し、たくさんの方に知ってもらいたい。
それが私の原体験になっています。

企業様と様々なコラボレーションを行い、2014年から少しずつ、グループとしての理念「西陣織を世界に広める」ことを進めてきました。
でも、もっと多くの方に、この織りの良さを知ってもらいたい。
西陣織の技術を今を生きる人に知ってもらいたい。
今に馴染むものにして、西陣織も続いていく仕組みを作りたい。

そう思っていました。

帯として確立した部分はもちろん先人の皆様を尊敬し、このまま素晴らしい物作りをしながらも、もっと生活の部分でも西陣織を感じていたい。
それは、生まれてからずっと近くに西陣織があった自分だからこそ、思うことかもしれません。

サカイタカヒロは、なぜ西陣織が日常に広まっていないのか、という部分にこれらの改善点があるのではないかと思っています。
・「和柄すぎて馴染まない」
・「洗えない」という認識
・「日常で使えるアイテムが少ない」ということ。

そして、もっとユーザーに寄り添う価値観を持ちたいという風に思うようになりました。
もっと西陣織を、自分たちだけでなく、みんなで楽しもう、みんなで広めよう、みんなでやっていこう。

そう思い、2019年7月から動き出したのです。

k-csの想い


その課題を解決し、価値観を表現する為に生まれたブランドが「ケイクス」です。
一言で言うと「西陣織の技術とルーツが溶け込んだインテリアライフスタイルブランド」です。

ケイクスは、アイテムを通して、西陣織があるライフスタイル(世界観)を売っています。

ケイクスのアイテム・西陣織が皆様の生活にあることで、馴染みながらも生活の質と気持ちをあげることを大切にしています。


ケイクスには、以下の4つの願いが込められています。


− 1、名前に込められた想い −


ケイクスの名前は、みんなで食べるスイーツ「ケーキ」から来ています。

みんな、ケーキを食べるときは、日常の何か特別なとき。
楽しいとき・お祝いの時、大切な人と。

ケーキを食べる時って、その大切な時間をみんなで笑顔で、分け合っているということ。
ホールケーキも分け合ってますよね。
このブランドのアイテムも、そんな時に喜ばれるアイテムにしていきたい。

ケイクスは、日常すらも、普遍的なものではなく、大切な一瞬一瞬の積み重ねだと思っています。

住の分野でケーキを表現するということは、「日常の一瞬一瞬も、特別な時間と感じて過ごしていきたい」という願いも込められています。

日常に流れる時間は、戻ってくることはありません。
だからこそ、大切にしたいんです。



− 2、ロゴに込められた想い −


ケイクスは、日常に西陣織を馴染ませることがキーポイントだと思っています。
馴染みながら、西陣織の織りの表現や金糸の彩りが煌めくことが大切だと考えています。
それこそが、伝統が溶け馴染んでいる、という言葉につながります。

ロゴには、ケイーキのホイップクリームのような柔らかさで、西陣織が馴染んで欲しいという思いから、
溢れるほどたっぷりな、ホイップクリームのイメージをロゴのモチーフにしました。

様々なロゴの案が出ましたが、直感的にマネージャーはこのロゴを選び、より洗練していってこの形になりました。
これも、なかなか伝統工芸が絡んだようなイメージがなく、新しく素敵なイメージがあるなぁと思っています。



− 3、コンセプトに込められた、アイテムへの想い −


ケイクスにはコンセプトとして、「溶け馴染む伝統、分かち合う富」というコンセプトがあります。
日常に馴染ませることで溶け、馴染んでいく伝統。
まずは日常に、アイテムを馴染ませる必要がありました。

ケイクスのインテリアアイテムは、馴染む色合いを作り出しています。
そのカラーテーマは「ケーキのラインナップ」を基調としています。

ショートケーキをイメージした、ホワイトゴールドのカラーリング。
チョコミントをイメージした、ミントブルーゴールドのカラーリング。
モンブランをイメージした、ライトベージュのカラーリング。

柄を新たに生まれ変わらせること。
これもケイクスが挑戦していることです。

その生地たちを、日常で使用するアイテムにして、みなさんにお届けいたします。
今まで、西陣織ではなかなか見なかったアイテムをご用意。
飾ったり、使ったりしながら、大切にする気持ちも持ちながら、アイテムのある生活を送って欲しいと思っています。


− 4、コンセプトに込められた、ユーザー参加型への想い −


日常に馴染ませることで溶け、馴染んでいく伝統。
そして、ケイクスは、それをみんなで作っていくように仕組みを作っています。

馴染む色合いの西陣織のアイテム作りを、ケーキをみんなでシェアするように、みんなで作っていく。
ケイクスは「アンバサダーコミュニティ」という月額制の非公開コミュニティがあります。
そちらでは、ケイクスの活動をシェアしたり、みんなでアイディアを出し合って、新アイテムを開発したりしています。

それはまさに、ケーキの新メニューを考えたり
「トッピングどうしよっか?」とみんなで悩んだりしているよう。

ケイクスは、みんなに参加してもらって、みんなで楽しみたいと思っています。
その時間すらもかけがえのないものとして大切にしていく。
その時間を、チームケイクスでは「富」と呼び、それをコンセプトで表現しました。

「溶け馴染む伝統、分かち合う富」

これを大切なケイクスの世界観として作っていきたいと思います。

ぜひ、あなたと一緒に作りたいので、たくさん仲良くしてください。

みんなでつくろう。


ありがとうございます。
k-csはまだ始まったばかりで、本当にこれから、みんなで大きくできたら嬉しいです。

みなさんの充実したライフスタイルに、少しでもケイクスが貢献できますように、
チームケイクスも活動を続けてまいります。

ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました。

プロダクトマネージャー サカイタカヒロ

<prev 一覧に戻る